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声は何のため

ミュータント・メッセージより、

賢い選択をしなさいよ。
なぜなら自分が、
こうしたいと願えば、
必ずそうなるんだからね。
“真実の人”族はしゃべる為に
声があるとは考えていない。
会話は頭と心の中枢センターで行なうのだ。
声が話すためにあるとしたら、
くだらないおしゃべりに流れがちで、
精神的な会話がしにくくなる。

声は歌うため、

祝うため、

癒しのためにある。

この本は白人女性がオーストラリアの
アボリジニの原住民“真実の人”族
といっしょに生活した時の手記をもとに
書かれています。
彼らは砂漠を移動しながら生活しています。
テレパシ―能力を使い、仲間同士コミュニケイトし、
その日の食物を得るのも、その力を使います。
それがあたりまえの彼らからすると、
目の前のことがわからない現代人は
ミュータントなのでしょう。
彼らはよく遊ぶのですが、
その遊びは皆が楽しめるもので、
勝ち負けがない遊びです。