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右半身のつまりが解消するまで

私は18年前、最初の病院に勤務している頃、
右半身が、つまったような奇妙な症状に悩んでいました。
右半身の全ての筋肉が縮んでいるような感覚でした。
夜は右鼻がつまり、よく眠れませんでした。
半年の間に何回も右足の親指を突き指しました。
病院で検査しても異常なし。
漢方、鍼灸、整体、カイロプラクティック、オステオパシー等、
いろいろな治療を受けたり、習ったりしましたが、
あまり変化はありませんでした。
それが、
八卦掌という武術の練習をしているうちに緩和してきました。
どうも練習しているうちに骨盤が拡がって、
腰回りの筋肉が柔らかくなり、
気血の通りがよくなったようです。
運動の時の姿勢と手足の運動により、
経絡や筋肉を通じて、
肝臓や腎臓あたりの血流がよくなり状態が良くなったようです。
右足の親指を何回も突き指したのは、
そもそも右足の親指の動きが悪くなっていたからでした。
なぜか。
それは肝臓の経絡がつまっていたから。
なぜ、肝経がつまるかというと、
肝臓を暴飲暴食と運動のしすぎと
人間関係のストレスで疲れさせていたからだと、
後から、わかってきました。
肝臓が疲れれば、筋肉も硬く詰まり気味になってきます。
怒りっぽくなります。
実際、私は怒りにとらわれることが多かった。
それがだんだん、小さなことは気にならなくなってゆきました。

肝~怒り。

腎~恐れ。

と関係あります。

武術は生活術、気質を変える道。
と先人が伝えているのを実感しました。
この体験で、東洋医学の理論や経絡のことが体感でき、
以降、治療や運動時は内臓や経絡を意識する様になりました。

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