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中道を行きましょう2

今の日本人は、
うつ傾向に傾いたり、
先へ先へと、忙しくして、
マネージャー病に向かったり、
「両極端になっている。」
と思うのです。
大まかな見方ですが、
うつ傾向の人は、過去にとらわれがちで、
マネージャー病タイプの人は未来に生き急ぎます。
どちらも、今をないがしろにしているように思います。

そこでお勧めしたいのは、
今を感じる。
ということです。
お腹に手をあて、
お腹のふくらみ、縮みを感じる。
呼吸により、
お腹がふくらんだり、縮みんだりするの感じるのです。
慣れてきたら、さらに、
体全体、感覚、心の観察も加えていきます。
立っていたら、足の裏。
座っていたら、臀部。
周囲の空間。

見える。     視覚
聞こえる。    聴覚
匂う。      臭覚
肌で感じる。   触角
味わう。     味覚
記憶。  何かを思い出す。
意欲。  何かしたくなる。
想像。  イメージがわいてくる。

落ち着いて、自分の意識が向かう先を観察します。
次々に意識が向かう対象は変わっていきます。
諸行無常。
それを、ただ観察していると、
色(体、物質)、
受(感覚)、
想(イメージ)、
行(意欲)、
識(記憶)
を、ランダムに意識しています。
そして、
そこに普段、「自分」と思っているものが
見当たらないのに、気づきます。
諸法無我。
お試しください。

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