インフォメーション

BLOG, 東洋的心気体づくり

東洋的心気体づくり6

心理面

怒りの連鎖
怒っているとき、君の心身はどうなっているでしょう?
呼吸は荒く、浅くなり、
血圧は上がり、
アドレナリンも上昇し、
目の前のものを破壊せんばかりでしょうか?
それとも、静かに悲しみをともなった怒りでしょうか?
どちらにせよ、頭のなかで怒りの連鎖が
起きているのではないでしょうか?

次々に過去のあること、ないことを思い出し、
また、こんなこと、あんなこと
されるかもしれないと勝手に想像し、
ますます、怒りのエネルギーが強くなる。
これは体に悪いです。
体内で自分で自分を攻撃し始めます。

そんな時は、お腹に手を置き、
お腹のふくらんだり縮んだりするのを
感じながら、
世の中の多くのものが、
実はふくらんだり、ちぢんでいるだけなんだと
思いを、はせてくだい。
私も彼も、他の生き物も、
地球も、宇宙も
実はふくらんだり縮んでいるだけなのかもしれません。

クラゲやアメーバを見習ってみませんか。
養生面

以前、習った仙道の方法に
面白い感情の利用の仕方がありました。
下腹、丹田に高速回転している炉をイメージして、
怒りが湧いてきたら、緑色の光をイメージして、
怒りを緑色の光で包んで、丹田の炉にほうりこむ。
他の感情も同様に。

肝~怒り    緑
心~憎しみ   赤
胃~思い悩み  黄
肺~悲しみ   白
腎~恐れ    青

どんな感情も自分の推進力に変えてしまう方法です。
また、自分を自分から守る方法でもあります。
怒れば、肝を傷つけるのです。
他の感情も同様に。
気にいったら、やってみてください。
護身面

怒りの感情を利用して、
体を鍛える。
痛みにも耐えやすいです。
速く、ある程度になれます。
しかし、人相は悪化し、
もてなくなります。
いじめを受けていたりして、
早急に対処する必要がある時は
しょうがありません。
他に
私の推薦する方法は、
自分に気持ちよく負荷をかけるというものです。
一例、
片足立ち、
完全に片足立ちする必要はなく、
片方の足に自分の体重を乗せる。
膝は若干、ゆるめ、曲げ、
微妙に「ばね」のように伸び、縮みする。
疲れたら反対の足。
筋肉でやっていると思わず、
体内の水の移動でやっていると
イメージしてください。
気持ちいい感覚がでてきたら、
しめたものです。
気持ちよさに乗って、苦なく、
足が強くなってきます。
無理なく、
徐々に
足腰が強くなってきます。
いつでも、どこでも出来ます。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ページトップへ