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カフェインについて

カフェインは脳に軽い興奮状態を引き起こす作用を示し、
眠気や倦怠感を一時的に抑える効果が期待される。
脳が過剰に興奮すると、副作用として震え、めまい、不安、
不眠、頭痛を生じることがある。

腎臓での水分の再吸収を抑制するとともに、
膀胱括約筋を弛緩させる働きがあり、
尿量の増加(利尿)をもたらす。

胃液の分泌を亢進させる作用があり、
副作用として胃腸障害(食欲不振、悪心、おう吐)
が現れることがある。

心筋を興奮させる作用もあり、
副作用として動悸が現れることがある。

妊娠中の眠気防止薬の使用が胎児に影響を
及ぼすかどうかは明らかになっていないが、
吸収されて循環血液中に移行したカフェインの一部は、
胎盤関門を通過して胎児に到達することが知られており、
胎児の心拍数を増加させる可能性がある。

また、摂取されたカフェインの一部は乳汁中にも移行するが、
乳児では肝臓が未発達で、摂取されたカフェインが
代謝されるのにより多くの時間を要すため、
母乳を与える女性が大量のカフェインを摂取したり、
連用した場合には、胎児の体内にカフェインの蓄積を生じ、
頻脈、不眠等を引き起こす可能性がある。

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