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痛みや発熱が起こるしくみ

痛みや発熱は病気そのものではなく、

痛みは一般に、

病気や外傷などに対する警告信号として、

発熱は、細菌やウイルス等の感染等に対する

生体の防御機能の一つとして引き起こされる症状である。

ただし、生理痛などのように、必ずしも明確に病気が原因でない痛みもある。

痛みや発熱は、体内で産生されるプロスタグランジンの働きによって生じる。

プロスタグランジンとはホルモンに類似した働きをする物質で、

体内で様々な働きをするが、病気や外傷の時は、体内でのプロスタグランジンの

産生が活発になり、体の各部位で発生した痛みが脳へ伝わる際に、

その痛みの信号を増幅させる。

また、脳の下部にある体温を調節する部位(温熱中枢)に作用して、通常より

高く体温が調節されるようにする。

高体温は、

ウイルスの増殖を抑えたり、免疫機構の働きを高める体内環境となる。

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