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天意にもとづいて生きる

毎朝、公園に行き、
ゆっくり歩いたり、太極拳をしたりしています。
そうしていると、かつて先生と交わした話を思い出しました。

先生は中国の先生で、武術だけでなく、
仏教、道教、儒教についてもよく知っていると聞いていました。

「先生は仏教、道教、儒教の中で、どの教えが好きですか?
または支持していますか?」という質問をしたところ、

「儒教です。」
との答えでした。

その時は意外に感じました。
てっきり、仏教か、道教と言われると思っていました。

その頃の私の考えは
儒教は国が人を支配するのに都合のよいものという認識でした。
先生は多くを語らず、
「自分で考えて。」
というスタンスでした。

その時の会話はそれだけでしたが、
その後、自分で儒教の教典を読んで、
見方が変わりました。

今は、儒教の教えは
「天意にもとづいて生きる!」
ということかなと思っています。

江戸時代の武士の学ぶ学問は、朱子学。
幕末の志士に影響を与えたのは、陽明学。
その大本は儒教です。

まぁ、堅苦しいことはおいといて。

「天(宇宙)は私に何を行ってほしいのだろう?」

という問いは、役に立つと思います。

そして、人や社会に何かしら貢献して、
世界をより良くしようということかな。
と思います。

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