インフォメーション

BLOG

ランナーの右下腹部痛

走ることの好きな方が
右下腹部痛を訴えて来院されました。
常に右下腹部に違和感があり、
走るとさらに気になるとのこと、
この頃はあまり走れなくなったとのこと。

脈を見ると肝の脈が若干弱く、
食欲は普通、便痛も普通。
胃腸には問題はなさそう。

お腹の状態は、右の肋骨の下あたりから、
右ソケイ部まで、腹の内部の筋が硬い。

右足の圧痛点を刺激しつつ、右のお腹をゆるめ、
うつぶせにて、腰の硬結部に灸頭鍼、
背部(特に肝の裏)のお灸をして、
右の背中の緊張を緩めました。

本人はどうしてこうなったかわからず不安そうでしたが、
パソコン作業による目の疲れから、肝臓に負担が入り、
周囲の筋肉が緊張したためなっているのではとの
説明で、本人も納得されていました。

今後はストレッチ、足の蹴り上げなどして、
足の裏や背中、ソケイ部を
柔らかく伸ばすことや、
酸っぱい食べ物を食べて、肝を助ける等
アドバイスいたしました。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ページトップへ