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養生禅歳をとっても衰えない(ゆらぎ練丹)養生法 3
一段目 練功の進め方
2ー1 バランスチェック・・・目をつぶって両手をあげてみましょう。大抵、左右の高さが違っています。低い方の背中を注意深く触れていきますと、硬いところや張っているところがみつかります。そこが左右のアンバランスの原因です。ストレッチや運動を行う時そこを意識して、伸ばしたりほぐしたりして下さい。骨盤の左右の高さの違いや背骨のずれは、筋肉の緊張などで引っ張られておきています。筋肉の緊張は、過度の運動、疲労以外にも内臓の疲れでもおきています。
肝~怒り、目の使いすぎ、飲酒
心~喜び過ぎ、忙しい
胃~思い悩む、偏食
肺~悲しみ、タバコ
腎~恐れ、不安、長時間労働 など。
背中はその方の履歴書ともいえましょう。背中をよく認識してご自分の体の癖を把握していれば、不測の事態をさけることもできましょう。