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養生禅2

いつでも今がその時

私は上座部仏教、大乗仏教、ヨガ等の
瞑想、禅や
太極拳、八卦掌、意拳、大東流などの
武術の練習を通して会得した養生法を
忙しい社会人にこそ体得してほしいと思っています。
また必要ではないかと感じています。

意拳・大成拳創始人王薌齋伝 孫立著より抜粋。
「まず、適当な場所を探し、気を落ち着かせ、
呼吸を整えて立ち、姿勢を正す。
両足は肩幅に開き、全身の関節をやや曲げる。
体内は空ろにし、手を軽やかにゆっくりと上げる。
手の高さは眉の高さを越えてはならず、
膝より低くならないようにし、
腕は肘を曲げて半円にし、脇の下は半ば虚にする。
左手は体の右に、右手は体の左に持ってゆかず、
腕は体に近づけず、
また30センチ以上は離さず、その範囲で動かす。
フォームの善し悪しや煩雑、簡単および順序を問わないが、
全身の内外に力が入るかどうかを見なければならず、
ごく普通に動かす。
この種の運動はまことに稀有である。
頭も使わず、力もいらず、
歩きながらでも立っていても、座っていても、
寝ていても練習が可能である。
ここには無限の神思、精金、美玉が隠されている。
研鑽すれば天成の妙味があり・・・」

これは站樁(立禅)の行い方の説明です。
ほぼ何もしないのに体作りができます。
ただし感覚をつかむことが大事です。
この原理は今も正確にはわかっていません。
気功の気と全く同じではないようです。
王先生が使った言葉に「虚霊」がありますが、
それはゼロポイントエネルギーのことなのかも知れません。
http://www.oreg.jp/elm36/zeroenergy/index04.html
王薌齋
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8E%8B%E5%90%91%E6%96%89
最近見たブルーノ,グルーニングのこのエネルギー
なのかもしれません。
https://www.youtube.com/watch?v=5z_e3ImESBA

幕末の剣豪に白井了という人がいます。
残念ながらその流派は失伝しています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BD%E4%BA%95%E4%BA%A8
幕末の多くの剣豪は参禅していました。
白井了は白隠の伝えた内観法や練丹を重視していました。
白隠は白幽子という仙人からその方法を教わりました。
太極拳、八卦掌、意拳等は道教(仙道)の影響を受けています。
日本のほとんどの武術流派は立ち方三年歩き方三年といった
地味な稽古や丹田を重視しなくなりましたが、
大東流佐川道場の稽古では自然に丹田が出来ていました。
私は幕末の気風が今の日本に蘇ればいいなぁと思っています。

まとめますと
手のひらを上に向けていると周囲の空間からエネルギーが入り、
手のひらを腹(丹田)に向けるとエネルギー充電されます。
その際、磁力のような波のようなエネルギーの感覚を楽しみます。
最初は希薄な感じがだんだん質量感がでてきます。
それから圧力感が出てくると
体がポンプのような感じになってきます。
そして実際に力強くなってゆきます。
これは私の会得したところで、流派によって諸説あります。

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