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あきらめない人は得る

いつでも今からスタート・・・

お客様、患者様に接して色々な話をうかがうのが
私のひそやかな楽しみの一つです。
その中で凄く感服したことがあります。
その方が若かりし頃(50年前位)のクリスマスイブ、
友人にプレゼントを買い、
少し時間に遅れたため、はやく改札まで行けるように、
階段近くに着くように車両を選び、
山手線に乗ったはいいけど超満員で
JR渋谷駅に着いた時、
ドア付近に立っていたスーツケースを持った男の人が
突っ立ったまま道を開けず、
後ろにいた人たちが皆押すので、
その間にいた彼女は、
どっと駅に押し出されることになりました。
渋谷駅はゆるいカーブがかっていて、
ホームと車両の間に隙間ができます。
彼女はそこに足を落としつつ倒され、
足を折り、足がぶらぶらになったそうです。
駅員が飛んできて救急車で病院に搬送され、
そこの医師に
「これは切るしかないな」
と言われ、納得いかない彼女は
行きつけの病院に転院し、
そこで手術を受けそのまま入院。
なんとか骨は元に戻りましたが、
長時間、足を固定してため、
足は細くなり膝は動かず、
まっすぐ伸びたままだったそうです。
医師に
「足はこれ以上良くなりません。
これからは車椅子での生活になります」
と言われたそうです。
リハビリも受けましたが、
痛く辛く2日でリタイア。
彼女は家に帰り、
やれそうなことはすべてやろうと決め、
ほぼ毎日銭湯に行き、
湯に入ったり出たりしてストレッチし、
さらにべビーバスを買い、
毎日足をお湯に浸し、
足指、足首、動くところを毎日
とにかくしょっちゅう動かしているうち、
少しずつ動く範囲が広がり、
それにうれしくなった彼女はハッスルして、
さらに自己リハビリに勤め、
そうしたら膝も動くようになり、
ますますハッスルして
正座は出来ないまでもかなり曲がるようになり、
3年後歩いて、
手術をしてくれた医師に会いに行ったそうです。
そうしたらその先生はたいそうびっくりして
そして深々と彼女に頭を下げたそうです。
ここでポイントは
毎日足をお湯に浸し温めたことと、
とにかくしょっちゅう動かしていたということと、
うまくいったらハッスルしてさらに行ったということです。
ハッスル!ハッスル!

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