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心身の改善方法について2

私はいろいろな心身に関する講習を受けてきました。
その多くが、その時は盛り上がり、
自分は変われると思うのですが、
現実にもどると、何も変わっていないか、
かえって人と自分の違いに敏感になりすぎ、
状況は悪化することもありました。
効果があったのは、武術と原始仏教の瞑想でした。
私には武術のゆっくりとした動きの養生面が効果がありました。

あるセミナーで治療と武術の先輩(達人)に偶然会い、
うかがった話では、
その流派で最も大事な教えを最初に教えるということです。
合気柔術では、合気上げ。
意拳では、立禅。
八卦掌では、走圏等。
これらは、後でどんな重要な技を習っても、
ずっとやっていくもので、
これを行なうことで、体づくりが出来、
また、技の理解や効果が進みます。
最初の教えで、その講座の大事なところ、
本物であるか、主催者の性格、
また、自分に合うか見抜くといいます。
最近の様々な講習、セミナーをみていると、
初級、中級、上級とだんだん高額になっていき、
様々な、方法を教わりますが、
最後まで行なって、本当にいい結果が得られるのか、
疑問を感じます。
上級のものを習ったからといって、
すぐに素晴らしい状態にはならないでしょう。
もちろん個人の能力も大いに関係するでしょう。
大事なのは割合です。
最初に習う基本練習が8~9割、
後で習う技や、秘訣は1~2割、
という練習時間配分です。
知っている方々には、
同意していただけると思います。
また、他の分野でもほぼ同じことが言えると思います。
それから、
あなたを自立の方向へ向かわすのか。
あなたを組織に取り込もうとするのか。
よく考察してください。

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