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人間の可能性2

站椿功(立禅)を最初に習った時、
「こんな練習で強くなるのか?」と思いました。
ですが、先人の教えは確かなもので、
効果はじわじわ出てきました。
要は体全体を協調させて動かすのがうまくなってきます。
より緻密に動くようになってきます。
推手でそれを確認できます。
そして丹田というエネルギー体を感じるようになり、
そこから力を発し、手足に導くようになります。
武術では、力を手足に導き発します。
仙道では、力(気)を丹田に集中したり背骨に通したり、
体内を循環(小周天)させ、気(エネルギー)を強化して、
最終的には、エネルギー体の分身をつくるまでになり、
仙人として長生きします。
私個人の意見としては、無理に小周天等をすると頭痛等、
副作用が発生することもあるので、自然にエネルギーを溜めていき、
そのエネルギーに任せるのが良いと感じています。
気や丹田というものを感じ理解して、
それまで荒唐無稽に感じていた、老師、先生方の話が
腑に落ちるようになりました。
「この延長で老師のようになれる」
「この延長線上に仙人への道がある」と。
まずは、この門前に立ってみてください。
気功では、気を練っていき、
それを治療や能力開発に使いますが、
生半可に行なうと痛い目に会います。
私の例では、自分のエネルギーが十分に充実していないと、
他人の気が、身体に侵入してきてしまう。
また聞いた話では、自分のエネルギーがどんどん漏れて
しまうようになってしまった。
いつの間にか、増長慢、天狗になっていた。
ということを聞きました。
これらを予防するのにも、太極拳等の武術・養生法で、
体、特に足腰をある程度鍛え、重心を沈めて、
心身共に山のように泰然とすることが肝要と思います。

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