インフォメーション

BLOG

治療家は体づくりが大事

治療家は体づくりが大事。
他の大方の職業でも同じではないでしょうか。
私はガンの患者さんが多い病院に勤めているときは、
顔色が黒いと言われていました。
(腎が消耗していた。)
手足が冷たく、患者さんに鍼を打つ時は、
冷たい手で肌に触れては申し訳ないと思い
手をこすりあわせたりして温めてから、
鍼を打っていましたが、
やはりまだ冷たいときもあったでしょう。
また、多少気に敏感になっていたため、
患者さんの邪気が左手から左半身に入ってくるのがわかり、
それを防ぐことが出来ず、
自分が具合が悪くなったりすることも、
しばしばありました。
それでも、なんとか仕事を続けてこれたのは、
その頃、習っていた武術(意拳、八卦掌)により、
体を改善していったことと、
中医学、風水の先生から気のコントロール方法を学んだからです。
体内の気が充実していれば、邪気は体内に容易に侵入出来ません。
また体内に入ってしまっても押し返せます。
思い返すと、
香港で鍼灸の先生を訪ねた時、
その先生は蔡李仏拳の先生でもありました。
三通法の賀普仁先生は、
鍼は刺すだけでなく、気を通すものだと話され、
鍼灸師は太極拳等をするといいとも話していました。
後から、賀普仁先生自身が武術の達人で、
八卦掌の四代伝人であることを知りました。
またある先生は、
脳梗塞やガンの患者さんと接するには、
武術等で体づくり(気を充実させる)
していないと体が持たないと話されていました。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ページトップへ