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心身共に安定してきますよ!

太極拳総合教程、陳炎林著より、

著者は太極拳を学ぶ前に少林拳を修練していたが、
太極拳術に対して、偏見を持っていた。

1. [胸を含む」姿勢は肺部の発達を損なう。
しかし太極拳を練るようになって初めて、
以前思っていた疑問が解けたのである。

1. 含胸(胸を含む)は肺を損なうかどうか。
もし、含胸抜背(胸を含み背を抜く)だけで
沈肩垂肘(肩を沈め肘を垂らす)や
懸頂(頭頂を懸げる)、
沈気(気を丹田に沈める)をしなかった場合には、
肺を損なう恐れが確かにあるだろう。
試しに一つ試してみよう。
含胸すると同時に肩を上げるのである。
そうすると、呼吸が必ず短くつまってくる。
含胸して沈肩する。
すると呼吸は自然になる。
ゆえに含胸抜背と沈肩垂肘などの動作は、
実際上切り離すことができないのである。

今は、含胸すると同時に肩を上げる。
この状態になっている人が多い。
これでは気分も沈みがちで、呼吸も浅くなるでしょう。
含胸抜背(胸を含み背を抜く)、
沈肩垂肘(肩を沈め肘を垂らす)、
懸頂(頭頂を懸げる)、
沈気(気を丹田に沈める)。
このようにすると体のどこにも滞りがなく、
心身共に安定してきますよ!

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