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ストレスや感情の波に巻き込まれるのを防ぐ心身の観察

自然な呼吸と共に、体を感じます。
気持ちよく、体のエネルギ―を感じながら、
静かに心の様子を観察します。
今、ご自分の体と心が何をしているのか、
よく見えてくると、とても落ち着いてきます。
その場が、心地よい空間になります。
普段、気づかないことにも、気づくかもしれません。
体のエネルギーを感じつつ、
心と体(色受想行識)を観察しましょう。

色・・・肉体。周囲のもの。
受・・・感覚(見る、聞く、匂う、味わう、触れる)
想・・・イメージ。
行・・・意欲。
識・・・記憶。

存在はすべて、猛烈なスピードで変化しており、
一瞬たりとも同一の状態が保たれることはあり得ません。
物質の究極では、
素粒子やクォークが光速の速さで生成と消滅を繰り返しています。
心の生滅は、さらに物質の17倍も速いと言われるほどです。
諸行は無常であり、
存在はエネルギーの変化過程でしかない…。
これは物理学の常識です。

人は、イヤな出来事に出会うので、苦しむのでしょうか。
それとも、自分で苦しみを発生させているのでしょうか。
対象を嫌う反応を起さなければ、
本当は、ただの裸の事実が、
ありのままに転がっているだけではないのでしょうか。
体のエネルギーを感じつつ、
心と体(色受想行識)を観察してみましょう。

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