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体を動かさず、体を強くする。

武術・養生法の体づくりで重要なのは、
たんとう功(立禅)です。
これは立って、腕を上げているだけなのです。
最初は、このような練習で
本当に強くなれるのかと思っていました。
夏は蚊に刺されるし、冬は手がかじかむし、
肩はこってくるし、
つらいだけのような気がしていました。
イメージを使い、
ボールをかかえていたり、
頭、肘が引っ張られている感じとか、
水の中に入っている感じとかで立って、
その後、二人で推手(腕と腕と合わせて力試し)
をすると、なぜか先輩は圧倒的に強い。
こちらが全力で押してもビクともしない。
何でなんだろう。
と、随分考えました。
また、闇雲に練習しました。
最初は力ずくで腕押ししていましたが、
それでは、相手に力が通らないことがわかり、
それから、全身の通りが良くなるように、
無駄な体内の緊張を抜き、
全身がポンプや、
ばねの様になるように練習して、
うまく押せるようになりました。
それからは、体重や身長差が
あまり感じられなくなってきました。
ポイントは、
全身の通りが良くなるように、
無駄な体内の緊張を抜き、
体内をポンプや、ばねの様にして
全身を1本の腕の様にするかんじです。
当然、全身の血流もよくなるので、
血色もよくなりますよ。
そのためには今まで紹介した運動中の
静中に波の感覚を求めることが大事です。
少し圧をかけて、やりこむと、
エネルギーが濃くなってくる感じがします。
お試しください。

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