インフォメーション

BLOG

失神、呼吸停止時の処置

民間防衛(スイス政府編)に応急手当の手順が書かれています。

「煙に包まれた地下室から意識を失ったまま救い出されたが、
運搬の途中で呼吸停止の少年に対して~

ヘルファー夫人は、空気がなければ人は3分間しか生きられないことを知っている。
だから、彼女は、少年をすぐに、仰向けに寝かせ、一方の手で頭の上をつかみ、
他の手を平たく顎にあてて、閉じた口の上に親指を伸ばし、ぐっと後方にそらす。
こうすれば、舌が空気の通路をふさぐことにならない。
この姿勢で呼吸が回復することがよくある。

しかし今の場合は呼吸が回復しない。
そこでヘルファー夫人は直ちに人工呼吸を開始する。
彼女は、深く息を吸い込み、口を広くあけて、息を失神者の鼻に吹き入れる。
この際、唇は負傷者の鼻にぴったりくっついていなければならない。

それから、ヘルファー夫人は
(唇を離し、少年の胸郭を圧迫して息を吐かせる。これを繰り返して)
息を継ぎ、(その間)少年が息を吐くのを注意深く見守り、
胸郭が沈んだり、上がったりする様子や、呼吸の際の音に注意する。
こうして彼女は、少年が自分で呼吸し始めるまで人工呼吸を続ける。」

リアルな表現です。
スイスは最悪の状況を想定しています。
今の日本人は、それは無いだろうで済ましがちです。

今の日本のテレビ放送は、日本人を無能にすると感じ、
新聞は日本人を弱め、不安にすると感じます。
ですので、信用できる人の言動をみています。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ページトップへ