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ありのままでいい?

加藤諦三氏の
「苦しくても意味のある人生」より
今、多くの若者たちが生きる目的も、
生きる意味も見失い、漫然と不満で、
何んとなく不幸な毎日を過ごしている。・・・
ユングは神経症を
「意味の見いだせない心の病」と言った。
もし、このユングの言い方を借りるなら、
現代の日本人はほとんど神経症者である。・・・
フランクルは人生を耐え抜くただ一つの道は、
常になしとげるべき課題を持つことだと言う。・・・
最近よく、
「ありのままでいい」というようなことを聞く。
ありのままでいいとはフランクルの言葉を借りれば、
「ふさわしい生活目標、しかるべき人生の使命を持って生きろ」
ということである。
ありのままでいいとは、
安易に生きていいということではない。
ありのままでいいとか、そのままでOKとか、
どうも違和感を感じていたところ、
この文章に出会って、こういうことかと得心しました。

私はただただ出会った先生方の後を追いかけています。
自分の生活、仕事をしながら。
今生ではとても追いつきもしそうにありませんが・・・。
先生方も、そのまた先生を追いかけていました。
そのうちの一人の先生は九五歳で亡くなる一年前、
「先生の手はすごくりっぱだった、
最近はそのような手になるように鍛錬しています。」
と言っていました。
私の進歩の仕方が
緩い直線で上昇する感じだとすると、
その先生は、放物線様の進歩の仕方で、
亡くなる間際まで進化し続けていました。
亡くなった後、見つかった先生の日記には、
棒振り、四股踏み等の鍛錬は千回単位で行ない、
この食事をしたら、意識がこのように変わった
というようなことがビッシリ書かれていたとのことです。
先生は「毎日、新しい気づきがある。」
と言っていました。
ただただ、脱帽、敬服します。

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