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BLOGいじめを受けている君へ
いろいろなケースがあり、
全てのケースに私の経験が役立つとは思いませんが・・・。
私は小、中学生時代、背が低く、
運動は好きでしたが、まぁ、弱いし、下手でした。
幼馴染に強い子がいて、大体、庇護されていましたが、
中学の時、1回トイレで数人に脅され、蹴飛ばされました。
彼らの理不尽な要求にさからったからです。
同じクラスの美人の女の子を呼び出して来いと言われたのです。
私は「自分で行け」と言ったのです。
まぁ、悔しかったです。
自分の非力を情けなく思い、
その日から、強くなるため、いろいろし始めました。
まず、空手の通信教材を買いましたが、写真を見ても
チンプンカンプン。
蛍光灯のひも(大体自分の額の高さ)を回し蹴りなどしました。
高校時代はとにかくきついクラブがいいとサッカー部に入部しましたが、
ボールより、地面や木の根を蹴飛ばし捻挫しまくり、
両足首、両膝、両股関節すべて痛め、いつもどこかが痛む状況で、
2年生の時は半年以上練習に参加できませんでした。
階段は手すりを使わないと登れず、道路の微妙な傾斜も気になるほどでした。
この時、整形外科や整骨院で少しも良くならなかったのが、
後で鍼灸師になった理由の一つです。
サッカーはできませんでしたが、毎日グランドへ出て、上半身の筋トレをしました。
半年位たって、足の痛みが薄らいできてから、
少しずつメディスンボール(砂の入ったボール)を
蹴るというより、押しはじめました。そうしているうち、
普通のサッカボールが軽く感じられるようになり、
普通にボールを蹴ったり、走ったりできるようになりました。
さらに高3のときから空手を始め、
砂袋や、木、タイヤ、電信柱を蹴るというより押すかんじで、
足のすねをきたえたところ、それからは怪我しなくなりました。
接触プレーも恐くなくなり、
むしろぶつかってきた相手が倒れるようになりました。
この時、自分でリハビリのトレーニングをしていたと、
後で、リハビリ病院に勤めた時、思い起こしました。
高校時代(1977年頃)はリハビリという概念は
まだ世間的ではありませんでした。
空手はフルコンタクト空手を習ったのですが、
最初の頃は、いろいろ技も出来るようになっても、
恐がりで、相手の周りをぐるぐる回っているような組み手しか出来ませんでした。
普通、「まいりました。」と言えば手を止めてくれるのですが、
「まいりました。」と言ってから10発位、突き蹴りをして止める先輩がいました。
そのおかげで、どうせ殴られるならと前を向いて、耐えたり、
微妙に体を左右に動かし、かわし、
自分から、一突き入れられるようになりました。
この時から、逃げ回らなくなりました。
ですが、私の体は突き蹴りによるダメージをそうとう受けました。
体格差、体重差を痛感しました。それで、
体作りしないとと思い、肉体労働をしました。
それから、頭を使いたくなり、コンピューターのプログラマーになりました。
4年ほどたつと、長時間労働により、体の不具合を感じ、
体を鍛えなおそうと、キックボクシングのジムに通いました。
会長さん、タイ人のトレーナーの指導がうまく、
すぐに、カウンターの突きけりが出来るようになりました。
これで、体による攻防が出来るようになりました。
自信もつきました。
ですが、身長差、体重差による不利。
また、年齢を重ねると出来ないなどの課題がありました。
その後、アジアを放浪して、中国で、太極拳の推手を見ました。
若い女の子や老人が若い男の人に勝つところを見て、興味を持ち、
習い始めました。
推手は二人で、片手と片手を合わせて行う、バランスの崩しあいです。
重心が安定している方が強いです。
下半身が安定して、上半身の無駄な力が抜ければ抜けるほど、
強くなります。
これは男女、年齢はあまり関係ありません。
心臓に負担をかけずに出来ます。
それから、気功、合気柔術、形意拳、八極拳、意拳、八卦掌、太極拳などを
学びました。
今まで覚えた空手やキックボクシングより、強いか有効なものを習いました。
そして本当に強い先生には技は通じず、
体作りが大事ということを知らされました。
体が変わると、意識も変わるようです。
今は、武術の闘う面には興味がなくなり、
養生面や意識の変化に関心が移りました。
私は今年54歳です。
中学生の時から40年たちました。
いろいろな状況の人に、
私が習得したことを役立てていただきたいと思っています。
体が強くなると、いじめなどは受けにくくなります。
いじめる側は大抵自分より弱そうな人を狙うからです。
しかし大人になり、社会に出るといろいろと他の要素が加わってきます。
立場を利用したり、手口が巧妙になってきます。
そこで大事なのは、相手と自分をよく観察することです。
何か理由が見つかるはずです。
相手の言葉は自分の落ち度を指摘したり、成長を促すものか、
ただ単に、悪意で、こちらを傷つけたいのか。
前者の場合は感謝して受け取り、学びましょう。
後者の場合、その人の中に恐怖や怒りや悲しみはないか。
よく観察します。
恐怖は腎臓、怒りは肝臓、悲しみは肺、など。
内臓のバランスをくずしていることが多いです。
闘えば、弱い状態です。
ですから、そのような人の言葉はただ、音として受け流しましょう。
心身共に円満な人が強いのです。
そういう人は、球のようで争いません。
ですから、おすすめしたいのは、心身のバランスをとり、
エネルギーを高め、強めることです。
気持ちよく良さ、快さが増え、細かいことが気にならなくなります。