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膝痛の治し方2

日曜日に行なっている養生法のメンバーに
膝痛になった方がいて、
一週間に1回の治療を3回で、
治りました。

その方は84歳です。
最初、痛みで、家の中をつたえ歩きで、
やっと歩く状態で、
外出もままならず、
養生法も、お休みしていました。

治療では、まず、膝の上下の筋肉に触れ
硬いところを探し、そこをほぐして
血流をよくして、
回復を早めるようにします。

特に痛む膝側のソケイ部が硬く、
つまっているいるので、
そこを足を揺さぶりながら、痛くないように
ほぐしました。

膝の周りはマッサージせず、
動かしません。

痛むところや、触れて弱っているところに、
お灸しました。

そのあと、背中、腰の緊張をとり、
バランスをとるようにマッサージして、
筋肉補強の運動を行ないました。

膝を伸ばして、つま先を手前に引き、
(この時、膝の上の筋肉はひきしまります。)
その状態で床から上げ、維持10秒を10回、
次に開閉運動を抵抗をかけて行ないます。
10回、以上を大体3セット。

この筋肉補強の運動を疲れない程度に、
生活の中で、出来るだけ多く行なうように、
アドバイスしました。

この方は、若いところ、ダンスをやり、
体育の先生を50歳まで続けた方で、
体には自信があったので、
ご自分が、よろよろ何かに触れていないと
立ってもいられない状況に、
愕然としていました。

84歳と高齢ですが、筋肉はしっかりしていますし、
前向きの方なので、治療して、
痛む膝の側の筋肉が弱っていること、
ソケイ部が詰まっていること等を説明しますと納得して、
その後、回復は早かったです。

適切に治療して、補助運動を行えば、
年齢には関係なく、回復に向かいますよ。

とにかく痛いことはやらないのが原則です!
痛いと嫌になってしまうので。

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