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忙しい合間に心身改善する

いつでも今がその時

鍼灸院を訪れる人はとても忙しく
いっぱいいっぱいで運動をする時間も無い方が多い。
そんな方でも出来る方法をいつも考えています。
治療の際、背中に触れるとその方の今までの生活が
浮き彫りになっています。
がんこな肩こりの人はそれ相応の背中をしています。
背中はその人の履歴書のようです。
毎日長時間仕事しているのが原因の場合は
簡単には治りません。
その仕事に耐えられる体づくりが必要です。
武術の先生方は80代90代でも健康で丈夫でした。
その先生方が日々どんな生活をしているのか
探究した結果、食事と運動を適切にしていることが
わかりました。
いっぱいいっぱいで運動をする時間も無い。
そんな方でも出来る方法です。
要は感じていることが大事です。
歩行、腕ふり等の
軽い運動をした後、
全身リラックスして立つ。
そして全身で運動の余韻を感じる。
それから手をアサガオのつぼみが開くような形にすると
手のひらにピリピリ、チリチリ、気の感覚が出てきます。
また、腹内に充満感や圧力を感じてきます。
手のひらを腹(丹田)の方に向けると
尚、感じるでしょう。
感じにくい場合は、また手をダラットさせてから
やり直してください。
手はグレープフルーツをつかむような形が
感じやすいかもしれません。
力まず、各関節はゆるめたまま、
手腕は、静止でもよく、
また自然に動きが出てきたら、
それに乗って
指、手首、肘、腕の角度をいろいろ変化させて
体内でどう感じるか観察してみて下さい。
要は体内(丹田)にエネルギーが充実すれば良いのです。
腹内に充満感や圧力を感じる状態を保つようにします。
どんどんエネルギーをとりこんでいくと、
自然に心身は強くなってきます。
筋力はほぼ使いません。
簡単なことが実は秘訣です。
通りの良い体ほどわかりやすくなります。

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