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本日の養生法

本日の養生法は、
内臓を養うことに重点をおいて行ないました。
特に腎の力が低下している方が多いので、
腎から力を出す。また、力が湧きだす感じを
会得していただくように行ないました。

腎の力が低下しているということは、
生命エネルギーの低下と同じことですので、
これでは、気力がでてくるはずもありません。
背中を見たり、ふれたりすると、
張っていたり、凝っていたり、ゆるんでいたりして
内部の内臓の状態があらわれています。
それをほぐすように運動します。

最近は心身の不調のため、
長期にわたって薬を飲んでいる人が多いです。
長期にわたって、現代薬を飲めば、
肝臓、腎臓に負担がかかります。
症状の程度にもよりますが、
現代薬を卒業したい方、
漢方薬や養生法が有効かと思います。
当院の鍼灸師は登録販売者でもありますので、
不安や疑問があれば相談してください。

内臓を疲れさす原因

肝~怒り、目の使いすぎ、飲酒。

心~忙しい。

胃~思い悩む、偏食。

肺~悲しみ、タバコ。

腎~恐れ、不安、長時間労働。

また、普段、感情(怒、悲、悩、恐)
のうねりに呑まれている方が多いので、
思考の観察も行ないました。

思考の向かう先

色・・・肉体。周囲のもの。

受・・・感覚(見る、聞く、匂う、味わう、触れる)

想・・・イメージ。

行・・・意欲。

識・・・記憶。

静かに細かく心を観察すると、
考えているときと、考えていない時間が、とらえられてきます。
考えていない時間にたたずむようにすると気持ち良いです。
また、これに習熟すると、普段の自分の思考パターンと
そうでないもの(外部から来るもの、インスピレーション)
がはっきりしてきますよ。

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