インフォメーション

BLOG

太極拳と養生

太極拳総合教程、陳炎林著より、
拳術は身体運動の一つである。
これを以て身心を鍛錬し、
精神を奮い起こすのである。
人は運動していれば、いわゆる
「流水は腐らず、戸ぼそは虫喰わず」
の例えどおりとなる。
太極拳で上乗に達した人は
皮肉は綿のように柔らかく、
内気は鋼鉄のように堅固である。
いわゆる
「真綿に鉄弾を含むが如し」
とはこのことである。
太極拳を学ぶものは、
ゆったりとした動きで自然に呼吸し、
気をおさめ神を凝らし、
過度の力を用いず柔和を主とするところに
あるということを知るべきである。
この柔和とは、
動きが綿のように柔らかく、呼吸が和順となり、
精・気・神と内力が十分にみなぎることを言うのであって
決して身心内外ともに気力が萎えたような
柔軟性を言うのではない。
この柔和となって、初めて筋骨は伸びやかとなり、
呼吸もこれによって深く長いものになり、
精神を奮発させるのである。

文章が難しいでしょうか。
まさに武術の達人は
「真綿に鉄弾を含むが如し」
このような状態になっています。
そして無理なく上記の様に日々鍛錬しています。
ポイントはみなぎる感覚です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ページトップへ