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水と生命

生命とは何か? 35 水の惑星 地球と生命

第四章 『水の惑星 地球と生命』
宇宙空間に存在する数えきれない星の中で、地球は絶妙なバランスのもとに、地球だけがその表面に満々と海の水を湛えている。その海水中で38億年前に生命が誕生し、それからの34億年もの間、生物は海から陸にあがれず、やっと4億2千万年前に陸にあがれたことができたとされる。水の不思議な構造のために水は海から出て海に戻る循環をし、水のその溶解力や分別力は、地球表層の像を変えていった。水が、生物生存に適した大気や土壌環境を作ってくれた。水の存在こそ、地球を特徴づけるものであり、地球表面の2/3は海水で覆われており、その平均深度は3800mと、地球は水の惑星と呼ばれる根拠である。(51)

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