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ゆっくりの効用

太極拳総合教程、陳炎林著より、

著者は太極拳を学ぶ前に少林拳を修練していたが、
太極拳術に対して、偏見を持っていた。
1. 動作がこんなに緩やかで、どうして
身体に力がつこうか。まして益すことなど何もあるまい。
しかし太極拳を練るようになって初めて、
以前思っていた疑問が解けたのである。
1. 太極拳を練るのに力を用いないということは、
内部の気に対しては当然そうであるが、
四肢全身についても力の費やし方が小さければ、
かえって動きは速くなるということである。

私も太極拳等を疑問視していました。
今はゆっくり動くということは、
より緻密に体内を構築することと捉えています。
緻密に体が使えてくると、
瞬間の動きは速くなります。
体内の気の感覚も加わり、
気持ち良さも出てきて、
よりゆっくり緻密に練功したくなってきます。

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